目次
良くある疾患別の説明はコチラ
① 足の痛み原因について
痛みの原因は多岐にわたります。
変形による痛み、変形に伴う骨同士の衝突、靱帯、筋肉性の疼痛などの痛みのことがあります。
足部・足趾の痛みや違和感、可動域制限を認める疾患としては次のような疾患を考えます。
足関節の動きが悪く、歩くと足関節が痛い場合は、変形性足関節症
足の親指の変形が気になる場合は、外反母趾
足の指が痺れる場合は、モートン病
転倒後に足背に痛みを認める場合は、リスフラン靭帯損傷 第5中足骨骨折
足関節が引っかかるような印象がある場合は、足関節インピンジメント症候群
足の裏のしびれや痛みがある場合は 足根管症候群 梨状筋症候群
の可能性を考えます。
② 検査方法
痛みの精査としては、問診による痛みの部位・性状から予測を立て、身体所見をとった上で
- レントゲン撮影
- ＣＴ／ＭＲＩ検査
大旨症状とレントゲン検査から診断を付けて治療方針を立てられます。
痛みの原因が判断難しい場合はＭＲＩ撮像を行います。
③ 治療方法
治療方法としては
- 内服薬・外用薬
- リハビリテーション
- 装具療法
- ブロック注射
などを行います。痛みが強い場合は内服薬などを使用しますが、治療としてはリハビリテーションと装具療法が中心となってきます。効果が乏しい場合にはブロック注射を行う場合があります。