• 骨密度値が YAM70%以下 もしくは -2.5SD(Tスコア)以下 かつ 1個以上の脆弱性骨折を有する
  • 腰椎の骨密度が ー3.3SD(Tスコア)未満
  • 椎体骨折の数が2個以上ある
  • 椎体骨折が椎体が40%以上つぶれる重症の骨折型

 のいずれかを満たす場合は重度の骨粗鬆症の診断になります。

 骨密度が悪い方はもちろんですが、圧迫骨折が2カ所有る場合、1カ所でも潰れ方が大きい方は重症と判断します。

この場合は骨折リスクが非常に高く、積極的な治療を行っていく必要があります

この場合は可能な限り、少し高価にはなりますがイベニティフォルテオといって骨密度を早急に上げる効果の強いお薬をお勧めします。

重症の骨粗鬆症の方は1割負担の方が多いですが、その場合はお薬としては月々5000円程度の負担となります。

その他診察料や指導料などがかかります。

骨粗鬆症患者の骨折は複雑な骨折になることも多いため、出来れば骨折する前に治療、した場合も次に起さないために早期に骨粗鬆症治療を開始することをお勧め致します。

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