『最近、背中が曲がってきた』
『背が縮んだ気がする』
『背中や腰の痛みが長引いている』
『骨折したことがある』
『閉経後の女性』

といった方は骨粗鬆症かもしれません。
骨折は健康寿命に大きく関わります。
この100年時代と言われている中で、骨折しないということが
健康に、そして歩いて元気に過ごしていく中で欠かせません。
特に閉経後の女性の方は骨密度検査を意識して下さい。

骨密度検査を受けたことがありますか?

骨粗鬆症って何??

骨粗鬆症は老化などの原因によって骨がスカスカでもろくなり、骨折しやすくなってしまう病気です。
約1300万人もの方が骨粗鬆症と言われていて、骨粗鬆症による骨折や健康寿命の低下が社会問題となっています。
・一度も骨密度検査を受けたことがない
・骨折したことがあるけど骨粗鬆症の治療を受けていない
・背が縮んできた
・腰痛がある
・背中が曲がってきた
こういったことはありませんか?
骨粗鬆症の可能性がある方は早く検査を受け、治療を受けて頂くことで骨折を予防することが出来ます。
女性は閉経を機に骨密度が低下しますので、40歳を過ぎたら1度は骨密度検査を受けることが推奨されています。

100年時代を生き抜くために

骨粗鬆症では体重だけで背骨が骨折(圧迫骨折)したり、尻もちを付くだけで大腿骨という強靱な骨が骨折(大腿骨頸部骨折)します。
骨折すると徐々に日常生活において自分で出来る範囲が少なくなります。ドミノ式に骨折を繰り替えし、一人で生活が送れなくなってきます。
人生100年時代においては骨折予防が大切です。

骨粗鬆症の早期発見・治療に努めます

骨粗鬆症に関する検査としてはレントゲン検査、骨密度検査、血液検査を行います。
□ レントゲン検査
 腰に隠れた圧迫骨折がないかどうか、骨や椎間板の変性によって背骨が変形していないかどうか判定します。
□ 骨密度検査
 当院では、ガイドライン推奨の「腰椎・大腿骨を用いたDXA(デキサ)法」で検査が行えます。
 かかとや手を用いた検査より正確に測定可能です。
□ 血液検査
 骨代謝マーカーでは「骨を作り出す能力」「骨を破壊する能力」のバランスを数値で把握することが出来ます。
 その他、骨粗鬆症の原因となる病気を調べます。

あなたに最適な骨粗鬆症治療を提案致します

・内服
・点滴
・皮下注射
など様々な種類の物があります。
頻度も毎日のものから月1回、半年に1回など様々です。
3年以内に目標となる数値を達成することが望まれます。
患者さんの年齢、骨粗鬆症の状態に合せて最適なお薬をご提案させて頂きます。
治療開始後も定期的に骨密度検査・血液検査を行うことで、密な治療を行っていきます。

患者様にとってわかりやすい説明を心がけています

治療を進めるにあたって、ご自身の症状やその治療方法についてしっかりと理解することは非常に大切だと考えています。
そのため、聞きなれない医療用語は極力使わず、患者様にとってわかりやすい説明をすることを心がけています。
それに加え、より理解を深めてもらうために、病気や治療方法の説明ツールをお渡ししております。